スタッフの伴走日記
2023.03.31
伴走型支援事業報告「遊子川ザ・リコピンズ様」
西予市地域雇用創造促進協議会が進める地域事業所の販路拡大と、魅力ある雇用の創出を目指す
『伴走型支援事業』に参加していただいた「遊子川ザ・リコピンズ」の水口副理事長様に、この取組についてのご意見を伺いました。
《Q1:参加されたきっかけは何ですか?》
“いつも農家レストランで提供している味を家庭でも食べてもらいたい”という想いから新商品の開発を考えていました。西予市地域雇用創造促進協議会さん主催の「HACCP導入セミナー」を受講した際に、伴走型支援事業の話を聞き、是非参加したいとお伝えしました。
《Q2:どんな課題をお持ちでしたか?》
新型コロナウイルス感染症の影響により、農家レストランの来客数が減少傾向にありました。新たな事業を模索するなか、事業に伴う機器等の設備や製造技術に関する知識も不足しているため専門家の支援が必要でした。レトルト加工していただける西予市内の事業所さんを紹介していただけることもあり、是非、伴走型支援事業に参加したいと考えました。
《Q3:伴走型支援に取り組んでいかがでしたか?》
当初はレトルト加工に関する知識がなく、農家レストランで提供しているハヤシソースに熱処理を加えると具材が柔らかくなり過ぎるなど課題も沢山見えてきました。協議会の協力のもと何度も試作を重ね、東京で行われたイベントでマーケティング調査も行っていただきました。アンケート結果からさらに改良を重ね、遊子川産のトマトをたっぷり使ったハヤシソースを商品化することができました。今後は、販路拡大に取り組み、より多くの食卓にお届けできるよう取り組んでいきたいです。
《Q4:最後に、この事業の目指す「魅力ある雇用の創出」について教えてください。》
新商品を開発し事業拡大するに辺り、1名増員することができました。地域の課題として高齢化問題もありますが、魅力的な事業所を目指し、地域と共に盛り上げていきたいと考えています。