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西予市について

自然と文化と人が輝く交流のまち

平成 16 年 4 月 1 日、東宇和郡の明浜町、宇和町、野村町、城川町、そして西宇和郡の三瓶町が合併して誕生した西予市は、海抜 0m から 1,400m と地理的に恵まれ、県下でも広大な土地を有し、総面積は 514.34km² 。その広さに比例して、伝統的・文化的特性から産業的特性に至るまで、多彩な顔を持っています。
特産品は愛媛県の代表的な産品であるみかんのほか、魚介類や米、ブドウ、栗、乳製品、牛肉類など、四国一ともいえる多品目産地でもあります。
交通面では、合併と同年に四国横断自動車道・西予宇和ICが開通。県都松山への所要時間も 1 時間程度にまで短縮され、県南部の拠点として人・物の交流が活発になっています。
沢山の魅力であふれるこのまちは、平成 25 年 9 月に「日本ジオパーク」に認定されました。

 5 町について

明浜町
東西に細長い海岸線は、佐田岬半島宇和海県立公園の中心的な位置にあって、典型的なリアス式海岸が美しい景観をつくっています。
冬でも菜の花が咲き誇る明浜地区は、世界のオレンジ地帯と同緯度にあるみかん産地で、温州みかん等柑橘類の栽培、水産業としてはチリメン漁や真珠・ハマチ等の養殖が盛んです。
東西約 14 km、南北約 3〜5 km、総面積 25.98 km²

三瓶町
県の西部に位置し、大分県を望むリアス式海岸には、波静かな三瓶湾が開けています。
背後には 300m から 500m の急峻な山々が連なっています。そのため平地に乏しく集落は湾岸に立地しています。基幹産業は農漁業を中心とする第 1 次産業であり、昭和 36 年に農水省のモデル地区に指定された養豚団地の完成で畜産は県内最大規模となっています。また漁業では、はまち、ヒラメの養殖と大型巻き網が主体となっています。
東西約 8 km、南北約 12 km、総面積 41.36 km²

宇和町
周囲を 400〜800m の連山山脈に囲まれた山間盆地のため、冬の寒気はきびしく夏は冷涼で「伊予の軽井沢」と呼ばれています。
県下有数の穀倉地帯として知られる宇和では、広い水田を生かした米づくりと施設園芸(イチゴ・ブドウ・花き等)が展開されています。
東西約 18 km、南北約 14 km、総面積 132.53 km²

野村町
四国カルストの源氏ヶ駄馬をはじめとする急峻な山々に囲まれた地域であるため、典型的な農村地帯を形成しています。
四国最大の酪農・畜産をはじめ、耕種農業が盛んで、近年ではキュウリを中心とする野菜が急成長しています。
東西約 42 km、南北約 16 km、総面積 187.60 km²

城川町
高知県との境を接する四国山地に抱かれた城川町は、伊予の国のもっとも奥まったところにあることから、「奥伊予」と呼ばれています。
農林業を基幹産業とし、農産物では肉用牛、トマト、栗、ユズが県下屈指の生産額となっています。
東西約 17 km、南北約 13 km、総面積 127.31 km²

「ジオの恵み」ってなに?

自然環境に恵まれた西予市では、地形や気候といった大地の影響を受けた魚介類や米、ぶどう、栗、乳製品、畜産品など多くの特産品があり、またこれらの一次産品を活用した加工品も数多くあります。それらをすべて「ジオの恵み」と呼んでいます。

ストーリー性豊かで市場性の高い逸品を「四国西予ジオの至宝」に認定

「ジオの恵み」のなかでも、地形や地質、そこで共生する人々の暮らしといった西予市が持つ「地域性」を有し、大地の特徴を活かしたストーリー性やオリジナリティ、市場性、安全性など高い基準をクリアした逸品を「四国西予ジオの至宝」として認定しています。
ぜひチェックしてくださいね。